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2020.11.26

4年早く死ぬよりは?

<健康寿命の延伸はメンテで決まる>

住宅の室内空気環境は住宅の断熱性能の向上で大きく変化しました。

これまでの「夏は暑く、冬は寒い」日本の住まいでは、こたつや、手あぶりの火鉢で暖を取り、夏は風通しを良くすることで涼風効果を殊の外喜んだ。湿度も温度も高い夏には、涼風は「夏の快適」そのものとも言えるものでした。

 一方、断熱性能がアップした建物では、冷暖房の効果が飛躍的に向上しました。それどころか、高性能エアコンに搭載された人感センサーは、巡航ミサイルのように人の発する熱源を追い、冷風を送るように作られています。

 断熱性能の良い家の中では、この冷風を直接肌に浴びると鈍痛を感じるほどで、いわゆるヒートショックと言われる症状が人を悩ませ、健康被害を生むこととなりました。

 住まいの断熱性能がアップした今日、高断熱性能を前提としたエアコンの開発が待たれることとなったのです。

 この難問解決を実現する方法が、全館空調(YUCACOシステム)と言えます。

①YUCACOシステムでは、空調の為の送風温度は、快適温度の±2℃程度であり、直接肌にあたっても不快ではない、ヒートショックが起きない人にやさしい冷暖房を実現しました。

②YUCACOシステムでは、空気質と言われる、温湿度の快適化は元より、空気を汚染するPM2.5や花粉、ハウスダストなどを除去して室内に供給することで、健康被害を減らすことが可能となります。

③YUCACOシステムでは、従来の冷暖房の概念を覆す、家全体を躯体を含めて冷暖房空間として運用しています。

床下から天井裏まで、家の建物自体及び、室内に置かれた家具までも「蓄熱材」として冷暖房用の調温湿された空気を連続的に物の表面に送風しています。

室内の上下温度差、全室の温度も平準化して温度差の少ない快適連続空間を創出できることになりました。

 試しに、YUCACOシステムの家の床、壁、天井の表面温度。机やイス、書棚の本の表面温度を測定すると、ほぼ同じ温度となっています。

室内の温度差と健康問題

 慶應義塾大学の伊賀俊治教授らが「脱衣所の室温と要介護の関係」を調査された結果、脱衣所の室温が「12度の冷寒群」と「14度の温暖群」を比べると、健康寿命が4歳も差があったとのことです。

 たった2℃の温度差で寒いと4歳も健康寿命が短くなっていたのです。

 YUCACOシステムの全館空調の家では、冬でも脱衣室が22℃程度ですので、計算上は10℃、20年も健康寿命が延びる?ということでしょうか。

住空間性能の劣化問題

 問題は生活の場として、YUCACOシステムを選択して戴いた方々の住まいが、時間の経過で性能が劣化することです。

①空調ユニット内の空気浄化のためのフィルターのつまりで、空気が流れなくなる。

②換気と調温の為の送風用DCファンを停止させると、電気代は削減できても新鮮空気の供給不足となり、空気質が悪くなる。

③外気導入部のフィルタは特に虫や粉塵のつまりが生じやすい。

④熱交換換気扇内のフィルターが、排気ガスのカーボンなどで真っ黒に目詰まりする。

⑤エアコン本体の洗浄やフィルターのお掃除をしないで、黒カビなどが発生する問題。

以上、一定のメンテナンスが行われないと、せっかくの性能が担保されないことになります。

 工務店の使命として、せっかく健康的な温湿度を創出するYUCACOシステムをお客様にご選択いただいても、メンテナンス不在ではその成果をお客様が受け取れなくなってしまいます。

 お客様に寄り添い、お役立ちできてこそ、明日が来るというものです。