気温33度で体内の熱が?

 人間の体温は36.5度といわれます。この頃のレーザー体温計で手の甲などを計ると33度~34度くらいです。

 体から熱を捨てないと、体に熱がこもってしまうので、皮膚から発汗などで熱を放出しながら、平均体温を保っているのが人体のようです。

 呼吸でも10~15%程度熱を放出し、残り80~90%が皮膚からだと言われています。ちなみに、深部体温と言われる人の内蔵などの温度は37度のようです。

 というわけで、体の皮膚表面の温度より外気温が高いと、熱が体から出ていかないので熱中症になってしまう確率が高まります。

 近年、温暖化が進む中で、2018年に救急搬送された熱中症の人は、約95,000人、19年は約75,000人とのこと。意外にも、毎年住居内で熱中症を発症した人が4割近くと原因のトップです。

 特に高齢者は、暑さを感じにくいことや、持病で体調の変化に気づきにくいことも原因で、多くの方が熱中症で救急搬送されています。

 暑さ対策は、なんといってもエアコンです。エアコンを上手に利用して夏を乗り切ってもらいたいものです。

 YUCACOシステムは全館冷暖房システムですので、夏場は全室内を冷房します。電気代はかかりますが、ZEH(ゼロエネルギー住宅)の発想で太陽光発電とのコンビネーションで用いられており、日射が強い日ほど発電量が増し、太陽光発電の電力を自家消費できることになります。つまりタダの電気で冷房できることになりますので。昼間しっかり予冷した家に勤めから帰宅してからゆっくり、涼しく暮らせることになります。

 電気代は意外にも、日中よく晴れて暑い日ほど、昼間エアコン代はタダで動いていることになり、ZEHでYUCACOシステムの家は大変合理的で経済的な工法といえます。