一般的に、空調システムでは電気代が高くなるため、大風量の送風装置は採用しません。 しかしYUCACOシステムは、新しい省エネタイプのDCモータを搭載した小型送風機を多数使うことにより、大風量にもかかわらず大幅に消費電力を抑えています。
一般的な全館空調では風量が少ないにもかからわず、150W〜600W程度の消費電力が必要とされます。
一方、YUCACOは大風量にもかかわらず、40W〜90W程度の送風電力ですみます。また、YUCACOのエアコンは主にコンプレッサーの低回転数領域で運転するようにしています。この領域はカタログ値よりもエネルギー消費効率がよいため、消費電力が少なくて済みます。さらに、エアコン室内機周辺の風を上から下へ流すなど、エアコンにとって最適な運転方法を採用しています。太いダクト(φ150)を使うことにより、空気を送る抵抗を抑えファンの動力を大幅に抑えています。以上のように省エネの工夫を随所に散りばめているのです。